朝クラ
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【連載】BBC Proms JAPAN 2019特集 vol.1「What’s BBC Proms JAPAN 2019 ?」

BBC Proms(以下「プロムス」)は、毎年夏にイギリス・ロンドンで2か月間にわたって行われる、世界最大級のクラシック音楽祭です。プロムス期間中はメイン会場であるロイヤル・アルバートホールを中心に100余りのイベントが開催され、例年30万人以上が参加しています。

2016年からはオーストラリア、ドバイと海外にも展開をはじめ、今年日本に初上陸します。

 

当時ロンドンに新設されたクイーンズ・ホールのマネージャーであったロバート・ニューマンが企画し、記念すべき第1回コンサートが1895年8月10日に開催されました。初回のコンサートから指揮を務めたヘンリー・ウッドの「本物の音楽を、より幅広いオーディエンスが楽しめるように」という思いを実現するべく、低価格で、ポピュラーな曲目のコンサートを、飲食や移動が自由にできるインフォーマルなスタイル(プロムナード)で行われました。以来、自由で気軽な雰囲気のコンサートというコンセプトが引継がれながら、120余年の長きにわたって開催され、イギリス国民に愛される一大イベントとなっています。

 

現在のメイン会場であるロイヤル・アルバートホールには、期間中会場内の座席が取り払われ、ライブ会場のようなアリーナ(立ち見席)が登場。立ち見席であれば、1公演あたり6ポンド(約1,000円)からチケットが購入でき、当日券も多数発売されるため、気軽に参加できるようになっています。収容人数7,000人のホールに、日々会場いっぱいの人が音楽を楽しみに訪れます。

 

プロムスの一連のコンサートの中でも特に人気が高いのが、最終夜の「The Last Night of the Proms(ラスト・ナイト)」。この公演はBBC TVで放映されると同時に、ライブでハイドパーク(ロンドン)等の公園に中継され、数万人が参加するプロムスのメインイベントです。

ラスト・ナイトでは、「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」(イギリス国家)などイギリスにちなんだ楽曲が演奏されます。聴衆がオーケストラと一体となり、リズムに合わせて体を動かしながらイギリス第二国歌である「威風堂々」を大合唱する様子はプロムスの代名詞といえます。

 

▼ラスト・ナイトの様子

 

そのプロムスが、2019年秋日本に初上陸。BBCスコティッシュ交響楽団を迎え、東京・大阪の2都市で開催されます。若手演奏家の活躍や、クラシックだけでなくジャズコンサートの開催、東京会場のオーチャードホールが位置する渋谷での無料街中コンサートなど、「日本版プロムス」の様々なイベントが企画されています。

BBC Proms JAPANの詳しい公演情報・アーティスト情報は公式サイトをご確認ください。https://www.bbcproms.jp/

 

▼【公式】BBC Proms JAPAN 2019 プロモーションムービー(ぴあチャンネル)