アーティストインタビュー Vol4. Carbuncle Sax

 

今回はサックスカルテットのみなさんにインタビューさせていただきました!初のグループインタビュー、とてもゆかいなメンバーで、インタビュー中も笑いが絶えませんでした。

インタビュー映像は、おなじみのあのオープニングからお楽しみください。

 

 

Q1 Carbuncle Sax結成のきっかけは?

清水さんが発起人となり、「サックスカルテットをやりたい」ということで、メンバーの3人に呼び掛けて結成しました。

 

Q2 Carbuncle Saxメンバーの特長は?

4人とも同い年で、平成元年~2年のメンバーであることがひとつ特長です。同い年でありながら、最終学歴がばらばらなのも特徴。

菊地さんは、東京音楽大学を卒業後、フランスのセルジーボントワーズ音楽院へ留学、現在は東京音楽大学大学院音楽研究科博士課程に在学中。

岩渕さんは、国立音楽大学を卒業後、ドイツのケルン音楽大学院を卒業し、現在。

田中さんは、洗足学園音楽大学を卒業後、現在。

清水さんは、岩渕さんと同じく国立音楽大学を卒業後、昭和音楽大学院を卒業し、現在。

さらに血液型も4人でばらばら!

 

そんな経歴もばらばらの4人、清水さんと岩渕さんがもともと大学の同期で、菊地さん、田中さんもこのカルテットでほかの3人と知り合ったとのこと。

 

Q3 これまでどういった演奏会がありましたか?

今年(2018年)は室内楽コンクール用のレコーディングをしていました。

年初めには菊地さんの出身地である海老名市で行われる祭典で、招待演奏の機会がありました。

結成した年はホールを借りてデビューリサイタルを行いました。

 

 

Q4 サックスカルテットのききどころは?

サックスは表現が幅広く、(曲の)急な場面の切り替えに反応してくれる楽器です。

たとえばクラシックの静かなところを演奏していたのに、急にサンバになっちゃったり。

さらに、音域が違う4本のサックスが集まると、もう最強!

伴奏も、メロディーも、ハーモニーも、なんでもできるんです。

表現の幅が広い分、キャラクターをがらっとかえて演奏できるので、ふだんクラシックを聴かない人でも楽しめるのではと思います。

もともとクラシックのために作られた楽器ですが、ジャズも演奏できます。

自分たちはクラシック音楽をやりたいという思いもありますが、お客さまはジャズの方がなじみがあるという事ならジャズの曲を入れてみたり。なじみのある曲を入れながら、クラシックの曲を入れて、「あ、こんな曲もあるんだ」と思ってもらえるように、バランスよくできるのがいいところです。

プログラムを作るときにも、一つのジャンルで固めるよりは、テーマに合わせてベースがあったうえで、そこにいろいろなプログラムを盛り込んでつくっています。

 

  

 

 

Q5 4人ならではでできることは?

オリジナルで編曲者にアレンジを依頼して、4人ならではのオリジナル曲のストックを作っているところです。

それは、何か形に残したいという思いがあって、オリジナルの楽譜を作ったり、ゆくゆくはCDを出したりということを考えています。

 

Q6 「ここを目指してる」というビジョンを教えてください!

4人全員で話し合って決めていることはまだありませんが、各々の思いを語ります!

菊地さん:形に残したいし、CDを作りたいと思っています。でもそれがゴールでもなく、通過点だとは思っています。ちょっと先の目標というか。ずっと演奏し続けられたらいいなというのが、今の目標です。

岩渕さん:サックスをやっている人のあこがれのカルテットになりたいですね。自分たちがどういう特質をもっているか、どんな雰囲気をもっているか、ということも、模索しているし、まだ決まっていない。でも、サックスをやる人のあこがれになりたいという思いはあります。私自身もそういう経験があったので。

田中さん:「Carbuncle Sax」という名前がいい意味で独り歩きするといいなと思います。

演奏を聞いたことがなくても、「Carbuncle」という名前を聞けばサックスカルテットのことだと認識されるくらい、世界に名前が広まってほしいと思います。

たとえば、「葉加瀬太郎」といえば、バイオリニストの葉加瀬太郎の姿が思い浮かぶように、それくらいのネームバリューをもつことは、一つの目標だなと思います。

清水さん:みんなすごいこと言ってるけど、僕はずっと続けられたらいいかな~くらいに思っています。有名になりたいとかは、あまりなく・・・。もちろん、テレビに出ないよりは出たほうがいいと思いますが、「続けていくこと」が一番の目標かなと思います。

 

 

当日の演奏会では、お客様の中で、4人の演奏を聴いて、感動して涙がでたという方も。

演奏家として、「うまかったよ」と技術を褒められることも、演奏した曲がお客様に響いたことがなによりうれしいと、4人も話していらっしゃいました。

 

また、8月に開催された第1回日本奏楽コンクール室内楽部門本選会でもCarbuncle Saxの4名で第1位入賞されました!おめでとうございます!!

そんな愉快で、活躍目覚ましいサックスカルテットのみなさん、これからも応援しています!インタビューへのご協力、ありがとうございました!

 

 

♪アーティストプロフィール

 

菊地麻利絵さん
神奈川県立弥栄東高等学校音楽コース(現・弥栄高校芸術科)を経て、東京音楽大学卒業。
大学在学中成績優秀者と認定されリサイタル試験受験資格を獲得。東京音楽大学100周年記念ホールにてソロリサイタルを開催、合格。卒業時学校主催卒業演奏会、第10回サクソフォーン新人演奏会、神奈川新人演奏会に出演。
後渡仏。セルジーポントワーズ音楽院にて室内楽を審査員満場一致の金賞、ソルフェージュ、アナリーゼ、和声学で最高評価のトレビアンを獲得、サクソフォーン科を審査員満場一致の金賞、及び特別賞を得て首席で卒業。
第17、18回浜松国際管楽器アカデミーにてジャン=イヴ・フルモー氏のクラスを受講。
第6回横浜国際音楽コンクール大学の部第3位。
第18回KOBE国際音楽コンクールC部門(大学・一般)において優秀賞、並びに神戸市民文化振興財団賞受賞。
第7回ナント国際サクソフォーンコンクール第1位受賞(フランス)。
第34回日本管打楽器コンクールセミファイナリスト。
第1回日本奏楽コンクール室内楽部門において第1位を受賞、管楽器部門において第2位、併せて邦人作品賞を受賞。
平成27年度海老名文化大賞受賞。
平成28年度瀨木博尚記念芸術文化振興会短期海外研修奨学生。
これまでにサクソフォーンを村松功介、石渡悠史、小串俊寿、波多江史朗、ジャン=イヴ・フルモーの各氏に、室内楽を中村均、小串俊寿、波多江史朗、マリリーズ・フルモーの各氏に師事。
サクソフォーンアンサンブル「Carbuncle Sax」ソプラノサクソフォーン奏者、独立行政法人国際機構JICA東京地域国際協力サポーター「SDGs吹奏楽団」サクソフォーン奏者。
またソニーミュージックエンタテインメント主宰「STAND UP!CLASSIC」登録アーティストとして活動。BSフジテレビレギュラー番組「世界の音楽 ハロー!クラシック」に出演。
現在、東京音楽院サクソフォーン講師、東京音楽大学非常勤助手。

 

清水紀幸さん

静岡県出身。
静岡県立沼津西高等学校芸術科および国立音楽大学演奏学科卒業。昭和音楽大学大学院音楽研究科修士課程修了。
第2回IAA新人オーディション最高位入賞。第18回「静岡の名手たち」オーディション(アンサンブル部門)合格。同演奏会にて松岡大祐氏作曲《トゥリアエズ for saxophone sextet》を再演し、好評を博す。第10回横浜国際音楽コンクール(一般Aの部・サクソフォン部門)審査員奨励賞受賞。第1回日本奏楽コンクール(室内楽部門)第1位入賞。
2011年、米国・シカゴで行われた世界最大の吹奏楽イベント「ミッドウエストクリニック」では、国立音楽大学ブラスオルケスターのメンバーとしてファイナルコンサートに出演。
東京・静岡を中心に後進の指導、演奏活動を行うほか、合唱やダンスとのコラボレーション、レコーディング、レクチャーコンサートの企画など幅広く活動を行っている。また、自身がアニメ好きなことからアニソンを中心としたライブを開催するなど、ジャンルに捉われずに活動中。
これまでにサクソフォンを矢辺新太郎、下地啓二、福本信太郎の各氏に、室内楽を雲井雅人、滝上典彦の各氏に師事。Fabrice Moretti、Vincent Davidの各氏のレッスンを受講。
現在、音楽の森.K(国立市・羽村市)サクソフォン講師。RISE Saxophone Quartet、Carbuncle Sax各メンバー。多摩地区を代表する都市「立川市」を愛してやまないお隣の国立市民。

 

岩渕みずきさん

長野県松本市出身。松本美須々ヶ丘高等学校を経て、国立音楽大学サクソフォン専攻卒業。その後2012年5月より渡独し、ケルン音楽大学大学院修士課程にて研鑽を積む。同大学院修士課程においては、室内楽、修了試験共に最優秀の評価を獲得。

2011年6月、ソリストとして東京国際芸術協会管弦楽団とアレクサンドル・グラズノフの「アルトサクソフォンと弦楽オーケストラのための協奏曲」を共演、2013年3月には東京都洗足において自身初のソロリサイタル「Ein klein Saxophonabend」を、2017年11月には長野県松本市において2回目のソロリサイタルを開催。

ヨーロッパでの活動においては2014年3月、Musik Messe(ドイツ・フランクフルト)、2015年7月、ワールド・サクソフォン・コングレス(フランス・ストラスブール)に出演。2018年7月の同コングレス(クロアチア・ザグレブ)の出演も決まっている。

ソリスト、室内楽、吹奏楽、オーケストラでの活動を主とするが、独学でジャズ、ポップスなどの他ジャンルや、クラリネット、EWIなどの他楽器など、興味のあるものにはなんでも挑戦的に取り組む姿勢がある。

CD作品においては、サクソフォン四重奏のアルバム「VARIATIONS(ヴァリアシオン)」(レコード芸術優秀録音盤)がある。

これまでにサクソフォンを原博巳、下地啓二、ダニエル・ゴーティエの各氏、室内楽を雲井雅人、ロバート・クレークの各氏に師事。

2010年にジョナサン・ヘルトン氏の マスタークラス、同年、フレデリック・ヘムケ氏のレッスンを受講。

サクソフォン・アンサンブルCarbuncle Sax(カーバンクル・サックス)メンバー。

 

 

田中啓貴さん

福島県出身。洗足学園音楽大学卒業。
第12回大阪国際音楽コンクールアンサンブル部門においてエスポアール賞を、第1回日本奏楽コンクール室内楽部門において第1位を受賞。
クラシックを中心に、ソロだけでなく様々なアンサンブルのメンバーとして活動しており、これまでに国内最大級のクラシック音楽のイベント『ラ・フォル・ジュルネTOKYO(旧:ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)』や『レインボウ21 サントリーホールデビューコンサート』等、多数の有名イベントや演奏会に出演。毎年、出身地である郡山市(福島)にてリサイタルを開催し、いずれも好評を博す。
また、活動のジャンルは多岐にわたり、「秋葉原区立すいそうがく団!」のメンバーとしてサブカルイベントとして最大級である『ニコニコ闘会議』や『ニコニコ超パーティー』等にも出演。
演奏家として活躍する一方で、編曲家としても精力的に活動しており、主にサクソフォーンアンサンブルのレパートリー拡充に努めている。現在、ティーダ出版やYMDミュージックよりアンサンブル楽譜を出版中。
結婚式やパーティーなどの音楽プロデュースも行っており、生演奏にこだわったプランを提案し、好評を得ている。
サクソフォーンを渡辺健司、冨岡和男、貝沼拓実の各氏に師事。室内楽を服部吉之、池上政人の各氏に師事。

【所属団体】
「RISE Saxophone Quartet」
「Carbuncle Sax」
「秋葉原区立すいそうがく団!」
「アニソン・サックス集団《SAXIME》」
「Lumière Saxophone Ensemble」

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